「グレープフルーツムーンに、お願い」佐川奈津子

年明けてから小説を数冊読んでます。
ただしこの本以外はホラーサスペンス(笑)
で、こちらの本。
本当によかった...
カウンセラーとして、スピリチュアルリーダーとして活躍されている佐川奈津子さんの初の小説。
いろいろな内容が盛り込まれていますがテーマはひとつです。自分のこと、愛せていますか?そのことを改めて教えてくれる小説です。
人はいろいろ悩みや葛藤、自分へのネガティブな想い...、いろいろと抱えています。それが実は自分のものではなかったら、どれだけ楽になるんだろう...
私はこの本を読みながら「なるほどなぁ」これまでの人生を振り返りながら読んでいました。
私が音楽や言葉(字体)、写真が好きな理由もこの本の中にひとつの答えが書かれていました。
今目の前にあるもの、今好きなもの、今苦手なもの。その中にある本質は人それぞれだけど、その本質はその人の中にある愛や本音が投影されている。ただそれに気付いていないだけ...
それに気づかせるために、愛は私たちにいろいろな手段で伝えてきます。その愛が分かれば、自分のことを愛せるようになります。その愛は自分ひとりだけでのものではないものに気付き、どうしていけばいいのか、愛のサインを受け取ることができる。
いろいろな愛の形が循環していくんだなぁ、と心に響いてくる。

この小説、読んでいると涙腺緩みます。何度カフェで涙がこぼれそうになったか...
心のまんなかに、魂に響いてくる言葉がたくさん詰め込まれています。
いろいろなことを考えさせるし、これからの生き方をもっと丁寧にしようと思える。
人によっては設定自体が苦手な人もいるかもしれない。でも、気になったら読んでみてほしい。
もし、本屋さんで目に止まったら本を開いてみてほしい。
どれかひとつの言葉でも心に届いたなら、ゆっくり読んでみてほしい。
