秘密。
誰でも誰にも話せないことがあるかもしれない。私もある、たぶん（笑）
たいていのことは聞かれたら話しちゃうし素直に話すけど、素直に話せないこともあるかなぁ。それは恥ずかしいからとか、怒られるからとかではなく、もっと自分自身のエゴにかかわることだろうなぁ

宗教。
そういうと毛嫌いする人もいるけど、ただ盲信するのではなく、学問として学んだり、よりよく生きるために信心することは大切なことだと思う。
それは宗教に限った話だけではないけどね（笑）

密教。
そんな宗教の中でも、「秘密の教え」を抱えた宗教。そんな本を読みました。

さて、書籍紹介。
空海と最澄が日本に伝播した密教。この本は空海についてと、密教とは、現代の密教について紹介しています。そして密教にとって大事な曼荼羅と仏様の紹介も。
空海がどのようにして密教を学んだのか、どのような経緯で高野山に真言宗を開いたのか、簡単に知ってはいましたが、やっぱり空海スゲー！そして、密教について知れば知るほど、その奥の深さ、器の大きさ、現代人にも大切な教えがいっぱいなことを知る。

密教というものを初めて意識したのは小学高学年になってから。ハマった漫画で知る。
仏教の中でも密教の考え方「己自身も仏である」。それが「秘密の教え」として密教という言葉なのです。
それは他の宗教の教えを深く掘っていくと同じ考え方のものがいくつかあるようです。国や言葉は違えど同じ人間。自然の摂理の中に本質はあることがよくわかります、

仏教と密教何が違うの？空海のことを知りたい、曼荼羅の意味って？という人にオススメの1冊。仏様の説明も密教・曼荼羅目線の説明で仏像好きも楽しめると思います♪
私ももっと知りたくなりました(^-^)