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道具を選ぶ楽しさ

道具を選ぶ楽しさ

写真の道具、カメラとレンズ。
他にもストラップや三脚、フィルターなどいろいろあるけど、これがないと始まらないのはやっぱりカメラとレンズですね^ー^

その道具を選ぶ楽しさを、ある体験を通して改めて感じることができました。

ちょっと写真のお話からはずれてしまうけど、私のこれまでの趣味の話で例え話を。

まずは写真の前にハマっていたバンド活動から。
私はベース弾きでした。
私がこれまでに所有してきたベースは3本。

1本はストリートで少しだけ弾いていたのですが(3回位やけど・笑)、そのために購入したショートスケールでスピーカー内臓の初心者モデル。
ショートスケールというのも弾きづらく、ストリートも当時のメンバーとのお遊び企画だったので割り切って使っていました。

次の1本、所有というと少し違うのですが、友人のベース(中古品)を代理で購入しメンテナンスしてあげるからしばらく使わせてもらっていました(笑)
ベース弾きには定番のFenderのジャズベース(通称ジャズベ)、ビンテージではなかったけどそれなりに古くて、でもとても状態のよく少し珍しいカスタマイズ品でした。
いやー、弾きやすかったし、音も最高でした♪
ただ、万人受けという安定したものではなく、じゃじゃ馬さん。
弾き手を選ぶ感じでしたけど、そのくせが私にはたまりませんでした^ー^
しかし、代理購入品、友人に引き取られていきました(笑)

そして、これは今でも手元にある1本。
ブランド品ではなくブランドメーカーの中級クラスのモデル、当時好きだったアーティストモデルです。
とりあえず見た目も好きで買ったのですが、弾き心地も音もなかなかいいんです♪
自分で購入したものの中で初めての10万円以上の品だったり、ライブではこの子がメインだったので手放せないベースなのです。

だいぶ写真の話からはそれてしまいましたが(笑)、楽器の場合は音はもちろん、弾き心地、外見という要素があります。
写真と比べてみると、
 音 = 画質や色、画角やボケ
 弾き心地 = 操作感や撮り心地
という感じですね。

カメラとレンズ選びで一番重要になるのが画質と操作感や撮り心地。
好みも別れるところですよね。
外見が大切!という方も多いと思います。
私もそうですから(笑)

そしてもうひとつ、所有する喜び、というのもあると思います。
ベースでも「Fenderのジャズベ」というのは持つ喜びも大きいんです。
カメラの場合、「CONTAXのRTS」や「HASSELBLAD」、「FujifilmのGFX」や「Canonの1DX」という感じです。
わかる人にはわかるみたいな(笑)

道具を選ぶ楽しさ

こんな話になったのは、会社の同僚から「カメラを始めたいから、カメラ選びに付き合ってほしい」と言われたことです。

デジタル一眼レフとミラーレスのメリット・デメリット、カメラとレンズについて、などお話をしたり私のデジタル一眼レフ:EOS 5Dとミラーレス:X-T1を触ってもらったり、会社のカメラ:EOS X8iを触ったりしてみました。
そこで同僚が一番重要になったのがシャッター音でした。

例えばNikonだとかつての名機たちの音を守り続けていたり、SONYだとSONYの音響さんたちがこだわりを持って音の設計をしていたり、各社シャッター音にもメーカーのこだわりや特徴があります。
撮影者としてもシャッター音は重要ですよね。
気持ちよくシャッターを切れる音、じっくり撮影するのに邪魔にならないシャッター音、など好きな音があると思います。
モデルさんとしても、軽快なシャッター音のほうがテンションが上がる、シャッター音は静かな方が好き、などあると思いますし、そこに配慮した写真家もいると思います。

同僚さんはヨドバシカメラでいろいろなカメラを実際に触りシャッター音を聴き比べ、シャッター音でカメラを選びました。
長くお付き合いする道具ですから、しっかり選びたいですよね。

と、こんな過程を横で見ていてこんなふうに思ったんです。

「道具選びって、ワクワクしてドキドキな出会いがあって、自分のこともわかっていくんだなぁ」

私はデジタルもフィルムもいろいろな機材を触れてきて、今のラインナップに落ち着きました。
まぁ、カメラには寿命があるので買い替えやグレードアップはつきものですが、同じシリーズでつなげていく予定です。
そこにはしっかりこだわりがあるから。
そんなことを思い出させてくれました^ー^
同僚さんには感謝です。

そして、またレンズが欲しくなってきてしまいました(笑)

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